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ビル管理会社の建物管理について
憧れの新築マンションの購入ですがエントランスの豪華さや室内設備レイアウトなどに
目が行きがちですね。
建物のデザインはマンション選びの魅力の一つであることは間違いないでしょう。
駅との距離や病院学校などの公共機関との位置づけも大事な要素です。
しかし意外と思われるかもしれませんが、入居後に気になってくる点の第一は建物の
日々のメンテナンス状況です。
エントランスの窓ガラスの汚れ具合や共同ごみ箱の整頓状態は特に気になる点です。
ゴミ出しのルールは居住する人たちが責任を負うのが当然ですが、たとえ正確に分別
されていたとしても乱雑なまま収集日まで放置するビル管理会社では安心できません。
マンション選びのポイントの一つとして信頼できるビル管理会社が選定されているかに
ついて留意が必要です。
入居後にビル管理会社を選定し直すには住居後の管理組合の決議などが必要に
なるからです。
多数の人間が朝晩を問わず出入りする大型の建物の管理は思っているより簡単
ではありません。
共用するエレベータ内の足もとの汚れや通路の隅に放置された小さなゴミなども
気になります。
ビル管理会社の信頼は、清掃についての気配り、配管など目に見えないところの
設備管理ノウハウがしっかりしていること。
24時間マンションを守り続ける警備体制と将来の修繕などについて的確なマネジメント
能力があることです。
大型施設を維持管理する能力は短期で積み上がるものではないことを考慮すれば
一定の歴史を持つ会社選びとなります。
通常窓口に専任の管理人が配属されます。日々の細かい管理は管理人の力量が
肝心です。
ただ仕事が出来れば良いではなく住人とのコミュニケーション能力も求められます。
マンション管理組合が出来れば、管理会社と管理組合理事会との間で、月に一回程度
会合が持たれます。
この場合管理会社は専任の担当者を理事会に出席させます。
マンション購入の事前知識としてビル管理会社の仕事内容の信頼性を考慮することは
大変重要なポイントといえます。
購入予定のマンションの選定基準に管理会社の信頼性を加えることをお忘れなく。
もう一つ忘れてはいけない点があります。マンションの資産価値はビル管理会社の力量
なくては維持できない点です。
しっかりとした管理費の運用ノウハウが求められます。日々の清掃やごみ箱の整理整頓
だけでなく中長期の設備維持とメンテナンス計画を提案しマンションの資産価値を高める能力です。
