ビル管理の東和総合サービス

ビル管理・ビルメンテナンスを
大阪・東京を中心に行います

  お問い合わせはこちら
関西エリア TEL:06-6110-1234 関東エリア TEL:03-35080852 メールでのお問い合わせ
ビル管理の東和総合サービスTOP ご挨拶 プライバシーポリシー
ビル管理の東和総合サービス > コラム > 建材に含まれていたホルムアルデヒドとは何なのか

建材に含まれていたホルムアルデヒドとは何なのか

毒性が確認された物質



建物を建てる際に使われる素材は非常に多く、特に最近の一般的な住宅では、かつての日本家屋のように自然物で作られた建材だけではなく、化学物質を使った建材を多く使用します。その中には後々調べてみたら、毒性の物質を多く含んでおり、使用した住宅に住み続けると、身体に悪影響が出ると思われるものも多く見られます。ホルムアルデヒドもその一つで、かつてはプラスチックや接着剤の材料として使われていたのですが、後に人体に悪影響を与えることが確認されたので、その後は別の素材を使うようになっています。

ホルムアルデヒドは、有機溶剤の一種として使われています。長く使い続けると、呼吸困難や肺浮腫を引き起こしたり、結膜炎や咽頭炎などの病気に進行すると言われており、そう簡単に治療することができない、非常に危険な成分であるとされています。かつてはそうした影響が確認されなかったために、接着剤や防腐剤など、住宅の材料として大量に使われていましたが、最近は健康被害が改めて確認されたことで、従来のように大量に使うことはなくなり、使う際はごく少量で済ませ、使わずに済むのであれば、一切使わずに家を建てるのが当たり前になっています。

新たに建物を建てるのであれば、ホルムアルデヒドの使用を避けることはそれほど難しくはありません。それ以外にも身体に悪影響を与えそうな建物は避けてくれる企業もあるので、安心して建物を建ててもらうことができますが、過去に建てた建物にホルムアルデヒドが使われている場合については、できる限り早く原因を特定して、その部分を取り除いたりして、再び安心して生活できるような環境整備を目指さなくてはいけません。ホルムアルデヒドを測定してくれる会社もありますので、自分自身や家族の健康を大切に考えるのならば、建物に問題点がないかどうかしっかり確認しておきましょう。



発がん性が確認



現在の日本の住宅は、様々な素材を使うことで納期を短縮し、より快適に過ごせるように配慮されていますが、中には使われている建材に問題があり、身体に異常が現れるケースも見られるようになりました。ホルムアルデヒドを使った住宅もそうした問題があった住宅の一つで、様々な症状が現れ、転居を余儀なくされたこともあると言われています。そんなホルムアルデヒドが原因の症状の一つには、がんが含まれていると言われており、そうした問題もあって、現在ではホルムアルデヒドの使用について、より慎重な動きがとられるようになっています。

ホルムアルデヒドとは、主に接着剤やプラスチック樹脂の原材料として使われている素材で、建物を建てる際にも幅広い目的で使われていました。実際、非常に使いやすく、コストもかからないということで、どの建物にも決まって使われていた時期もありましたが、その後の研究の結果、ホルムアルデヒド内にはがんの成長を早める効果があることが分かり、更にシックハウス症候群の原因になることも明らかとされ、がんだけに留まらず様々な健康被害を引き起こすとして、利用を大きく制限されました。

現在建材に使われているホルムアルデヒドは、身体に影響が現れないであろう、最低限の量に留められていますが、そうした法律が無かったときに作られた建物の場合、想像以上に身体に負担をかけている可能性も出てくるので、安心して過ごし続けるためには、ホルムアルデヒドが使われていない物件を探すか、既に使われているホルムアルデヒドを取り除く方法が無いか調べてみて、少しでも快適に過ごせる住まい作りに努めましょう。



建材への使用について



ホルムアルデヒドとは、建物の接着剤や塗料などに使われている素材の一つで、一時期は農薬にまで使われるなど、人々の暮らしに大きく貢献してきた素材といわれていました。ところが徐々に研究が進むにつれて、ホルムアルデヒドによって身体に様々な悪影響が現れることが確認されるようになり、安全性を配慮して、なるべく身体に悪影響を及ぼさないよう、使用する量を制限するようになりました。それでも身体に何かしらの影響が出る可能性はあるので、特に新築の住宅で暮らすという方は、使用されている建材について確認しておきましょう。

シックハウス症候群とホルムアルデヒドとは、非常に深い関係があると言われています。シックハウス症候群は、90年代後半に社会問題となった症状で、涙や鼻水が止まらなくなったり、じんましんや湿疹などの症状が表れるというもので、この症状がホルムアルデヒドなどの建材に使われている化学物質だということが判明してからは、建材の使用量などが制限されるようになりました。ホルムアルデヒドは塗料や接着剤などに使用されることが多いので、シックハウス症候群らしい症状が現れた際は、建材にホルムアルデヒドがどれだけ使われているか確認しておきましょう。

現在は使用量が制限されているホルムアルデヒドですが、かつては気兼ねなく大量に使うことができたので、長年ホルムアルデヒドが使われた建物で暮らしている方は、身体に非常に負担をかけている可能性もあります。もしそうした不安があるという方は、専門の調査機関や企業を通して、空気中にそうした成分が出ていないかどうかを確認してみて、問題があれば改めて対策を講じるようにしましょう。




 
 
Copyright(c)2005 TOWA CORPORATION. All Rights Reserved.