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退去時のハウスクリーニングについて
賃貸のアパートやマンションを借りる時の初期費用と言うのは、敷金や礼金、前家賃、管理費と言った費用が必要になります。
更に、仲介手数料が別途必要になるのが特徴です。
これらの費用は、家賃1か月分を基準としているのが特徴で、家賃が高い賃貸の物件になる事で、総額費用は高くなるのが特徴なのです。
また、敷金や礼金と言うのは、家賃の1か月分や2か月分など物件により様々であり、家賃が10万円の部屋を借りた時、敷金と礼金がそれぞれ2か月分ずつ必要となれば、敷金と礼金だけでも40万円と言う初期費用が必要になり、これに加え前家賃が10万円、仲介手数料が10万円と言った初期費用が必要になるのです。
しかし、敷金だけは後から返金が行われるケースが在る特殊な費用なのです。
敷金と言うのは、賃貸の部屋を退去した後に室内のハウスクリーニングを行うための費用で利用されるものです。
ハウスクリーニングは壁紙を張り替えたり、フローリングのワックスがけを行ったり、お風呂場やキッチン、トイレ、洗面所などの水周りのクリーニング、換気扇やエアコンのクリーニングなど、家の隅々までのクリーニングを行うもので、退去後にハウスクリーニングを行う事で次の入居者が気持ちよく入居できるようにするものなのです。
そのため、入居する時にはハウスクリーニングを行うための費用を敷金として前払いしておくと言う事になるのです。
同じ部屋に何年も住んでいれば部屋の中は汚れてしまいますので、ハウスクリーニングを行う事で綺麗になります。
因みに、アパートやマンションなどの賃貸の部屋と言うのは、2年間などの期間で契約更新を行うケースが多く有ります。
また、この更新の時には更新料として家賃の1か月分などの費用が必要になることからも、住み慣れた部屋を退去し、別の賃貸の部屋に引越しをすると言う人も多いのです。
賃貸の退去はこの更新の時に行われることが多いわけですが、1度目の更新時に退去をする場合と、何度かの更新を行って部屋を引き払う場合では、当然ながら室内の汚れ方も変わります。
敷金が返金されるというのは、ハウスクリーニングを行ってもそれほど費用が掛からない場合であり、大半の場合が室内の清掃費用で敷金が利用されていきますので、返金されるというのは少ないとも言われているのです。
中には敷金だけでは足りずに、追加での清掃費用が必要になる事も有ると言いますので、賃貸の部屋を借りている時は退去前には綺麗に掃除をしておくことも大切なのです。