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ホルムアルデヒドとは毒性の強い化学物質

毒性を持つホルムアルデヒドとは



ホルムアルデヒドという化学物質をご存知でしょうか。

ホルムアルデヒドとは化学式HCHOで表され、常温では特徴的な刺激臭のある無色の気体の物質です。普通に自然界に存在していて、大気中にあるのみでなく、天然の材木、果物やきのこ等にも含まれています。

自然界にも存在するホルムアルデヒドですが、安価に簡単に合成できる上に、フェノールやメラミンなどの物質と簡単に結合することから、工業的に生産されて、プラスチックの一種であるフェノール樹脂やメラミン樹脂の原材料として使われています。また、接着剤や塗料、防腐剤などの成分として使われており、ホルムアルデヒドの含まれた接着剤を使った合板やホルムアルデヒド入りの塗料は、今、皆さんの目の前にある壁にも使われているかもしれません。ホルムアルデヒドはこのように生活に密着した物質なのです。

しかし、一方では、国際がん機関により発がん性があると警告されており、また、シックハウス症候群の原因の一つとされることもあるなど、毒物および劇物取締法によって医薬用外劇薬に指定されている有害な物質でもあります。

ホルムアルデヒドの急性中毒症状としては、気化したホルムアルデヒドを吸うことで目や鼻などの粘膜が刺激されて、くしゃみや咳、涙が出ることがあり、濃度が高い場合は、呼吸困難や肺浮腫等に至ることもあります。また、慢性毒性中毒症状として、結膜炎や皮膚炎等を起こすことが知られています。

ホルムアルデヒドとは身近に使われており自然界にも存在するにもかかわらず、危険性が高い物質であるといえます。



建築材料に含まれるホルムアルデヒドとは



建築材料に書かれた「F☆☆☆☆」といった表示を目にしたことはないでしょうか。これは、ホルムアルデヒドの発散量を表す記号でエフ・フォースターと呼ばれています。

平成15年7月から施行された建築基準法により、ホルムアルデヒドを発散する可能性がある建築材料は発散量に関する等級区分により、使用面積の制限等が行われることになりました。星が4つのものは最も拡散レベルが低いものですので、建築基準法の制約を受けずに利用でき、星3つの材料は床面積の二倍以内、星2つのものは床面積の0.3倍以内。星1つまたは無印のものは使用が禁止されています。

規制対象となる建築材料は、合板やパーティクルボードなどの木質建材や壁紙、断熱材、塗料、接着剤など多岐にわたります。現在では一部の輸入資材を除き、大多数の建築資材が星4つとなっていますので、建築材料におけるホルムアルデヒドの危険性はかなり低くなっています。

一方、建築基準法の改正前である平成15年以前に立てられた建物ではホルムアルデヒドの含まれた建築材料が使われている可能性がかなり高いと言えます。ホルムアルデヒドは気化しやすい特徴がありますので、すでに通常の生活であればホルムアルデヒドの影響はほとんどありません。しかし、リフォームなどで不要になった建築材料を焼却したり、万が一の火災の際にはホルムアルデヒドを含む有毒ガスが発生する可能性がありますので、不用意に煙を吸い込まないように注意が必要です。古い建築材料の検査は法律で義務付けられているものではありませんが、不安があるようでしたら、有害物質や排煙設備等のチェックを行っている専門機関への相談するのも一つの方法となります。



ビル管理法によるホルムアルデヒドの測定



建築材料は、ホルムアルデヒドの発散を抑えるよう建築基準法により規制されています。しかし、一つ一つの建築材料が発散するホルムアルデヒドが微量であっても、微量が積み重なること、長年にわたって発散されることで、人体に影響を及ぼす可能性もあります。人が多く集まる建物でのホルムアルデヒドの影響を最小限にするために、ビル管理法では、平成15年4月より、特定の条件を満たす建物についてのホルムアルデヒド測定を義務付けています。

建築材料などの影響でホルムアルデヒド発散の可能性が高まっている、新築・増築、大規模の修繕、大規模の模様替えを行った特定建築物を対象としています。また、ホルムアルデヒドは気温が高いほど発散しやすい特徴があるため、気温が高く人体に影響が出やすい6月1日から9月30日の3ヶ月間の間に測定を行います。

ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因になったり、発がんの危険性が指摘されている有害物質です。測定方法や測定機器に誤差があったり人為的なミスで誤差が発生してしまったりすると、結果として人体に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。そのため、測定にあたっては厚生労働省の指定する測定方法または測定器での測定が定められています。ですから、信頼できる測量機関に依頼しましょう。

また、そういった測定の結果、星4つの建築材料を使っていてもホルムアルデヒドの量が基準値を上回ることはゼロではありません。万が一、基準値を上回った際にすばやい対応を行うことも大切ですので、検査結果を早く出してくれる調査機関や検査だけでなく、改善策のアドバイスまで対応する建物の総合サービス会社への相談も検討してはいかがでしょうか。




 
 
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