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ホルムアルデヒドが基準値を超えた場合の危険性

ホルムアルデヒドとは


住宅環境は誰かもが真剣に考慮しなければならない部分です。特に近年ではホルムアルデヒドに関して、多くの人が関心を寄せるようになりました。ですが、まだまだ名前程度の知識しかないという人も多いのが原状です。どのような物かわからない人もいますし、基準値が設定されていることを知らない人も多いでしょう。

ホルムアルデヒドには気中濃度が設定されており、それによって人間への影響が変わります。

0.2ppm程度であれば、慣れて感じなくなるレベルです。1〜2ppmになると、目や鼻に刺激が出てきて違和感を覚えるようになります。 3ppm以上になると、違和感ではなく、不快感になります。刺激により、苦痛を覚える人もいます。5〜10ppmになると、耐えられる時間も短くなります。目、鼻、喉に大きな負担がかかるようになり、さらに10ppm以上になると深い呼吸さえ困難になるレベルです。

日本での基準値は0.08ppmです。
WHOが定めているのも0.08になりますので、ほぼ世界基準と考えられます。むしろ先進国と比べると低い方です。

ドイツやスウェーデンは0.10ppm、カリフォルニアでも0.10ppm。微妙な違いではありますが、気中濃度で考えると「明らかに何か匂う」レベルになります。 気中濃度になるので、気密性が高いと濃度が高くなります。この基準値のポイントは、あくまでも刺激性で考えられている点です。

発がん性など、医学的な見地かのものではなく、あくまでも刺激性のみとなっていますが、建築基準法の改正により、規制も始まりました。規制値に関しては厳しくなりましたが、人体への影響を考えると当然です。新しい基準は、建築資材などの放散量によって分類される、より正確なデータになります。 そのため、建築メーカーは規制をどのように解決するのかが問われています。






危険性を減少させるために


建築資材には様々な基準が設定され、安全面における最上級の認定をとるために多くの企業が苦労されていますが温度条件もクリアしなければならないハードルの一つです。ホルムアルデヒドは温度依存性がとても高い特徴を持っており、仮に温度が10度上昇すると2.3倍に、15度上昇することで3.8倍になることが確認されています。特に春から夏にかけては温度が上がるシーズンになりますので、天候の影響もあり、放散量も増加しやすいシーズンになります。 そのため、施工メーカーにとっては夏をどのように乗り切るのかがテーマとなります。

健康への被害に関しては、軽いものであれば一時的な症状に過ぎず新鮮な空気を吸うだけで回復しますが、高濃度になると呼吸困難に陥り、体調も悪化します。慢性的に感じるようになると、アレルギー症状にまで発展するとも言われています。建築資材そのものに含まれる濃度はそれほど高くないにもかかわらずアレルギー反応が出てしまう、という場合は温度が多用に関係している可能性があるのです。少量であれば問題ないのですが、慢性的に基準値を上回る量を吸い続けている環境にある人は、リスクが高くなってしまいます。

研究段階では発がん作用があるのではとも言われているため、できる限りホルムアルデヒドとは縁遠い生活をすることが求められます。そこでビルの管理会社などはビル管理法に基づき竣工後初の6月から9月の間にホルムアルデヒドの測定を行う必要があります。竣工後初めての、という文言があるのは前述したように温度依存性が高いためであり、この濃度が一番濃くなる時期に測定を行うことにより最大の放出量に近い状態で測定することが決めっているのです。

ホルムアルデヒドの影響と対策


ホルムアルデヒドは吸収された後には代謝されることも確認されています。

肝臓の解毒作用により、二酸化炭素と水に分解されることが確認されており、これはマウスやラットの実験でも証明されています。摂取してしまったホルムアルデヒドのおよそ6割は糞となり、24%から28%は呼吸で外に出ていたとの実験結果もあります。このデータからわかるのは、ホルムアルデヒドを短時間、偶発的に摂取する程度であればさほど心配はなく、ホルムアルデヒドの濃度が薄い空気を吸えば問題がないものの、慢性的に吸い続けたりや長時間吸ったりすると体に支障をきたすようになるということです。

換気を意識するだけでもホルムアルデヒドの濃度を低下させることができるのですが、小さいお子さんの場合は呼吸器が成人程完成されていないため、基準値より低くとも健康被害が出る可能性もあります。そのため、学校などの施設ではより正確に測定する必要があるのです。これは学校環境衛生基準に基づいており、万が一にも基準値を超えていた場合は早急に対応する必要があります。

健康被害にあう前に対策を行うためにも、法律に基づいたしっかりとした測定が必要となります。測定には専用の機械を使用するとそれほど時間はかかりませんが、健康のためにもその後の対応をスピーディーに行ってくれるところに測定を依頼しましょう。





 
 
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